ミドルクラスの日本車キラー
リニアにトルクが立ち上がることでワイドなトルクバンドを実現!
日本車も、トルクの太さにおいて決して負けているわけではない。ただ、日本車の超高回転型エンジンは、程度と回転数の違いこそあれ中速域にトルクの谷が存在する。その点、このデイトナはリニアにトルクが立ち上がり、避けるべき回転域もない。つまり、中回転域から高回転域にかけてワイドにトルクバンドを使えるという特徴を持
っているのだ。そればかりか、日本車の中速はレスポンスがモワーッとした感じ(よく言えば優しい特性)なのに対し、デイトナはもっとダイレクトに付いてきて、どれだけスロットルを開ければどれだけトルクが出てくるのか、しっかりと把握しやすい。だから、ことさら中速域が実用的で楽しめる。
トルクピークのの通過点比較
一方、デイトナのトルクのピークは1万1000rpmにあって、回転数そのものは日本車とさほど変わらない。だが、その手前までの力強さが明確なので、マシンをコントロールしやすい。それを過ぎても急に加速の勢いが弱まるわけではなく、1万4000rpmのレッドラインまで回り切る。これが日本製の600だと、トルクピークはあくまでも通過点という感じで明確ではない